遠州横須賀「よこすか・しろ」ができるまで
〜江戸時代から伝わる伝統製法〜

さとうきびの収穫(11月〜2月)刈り取られたサトウキビは、葉やウラをとり、長さや糖度の厳しい条件をクリアして工場に運びこまれます。

大方の灰汁を取り除いたら、石灰を入れ煮つめます。しばらくすると、黒い灰汁が湧いてくるので職人が丁寧に取り除きます。約1時間、灰汁を取り続けます。灰汁を取り除いた搾り汁を、沈殿槽に移します。沈殿槽で1時間から1時間30分静かに寝かすことで温度が下がるとともに、細かい灰汁が沈んでいきます。1時間後、綺麗な上澄み液と灰汁に分離し上澄み液のみを第2の釜に移します。

こうして丸4日間、サトウキビ100%で手づくり100%の手間隙をかけ「よこすか・しろ」は誕生します。甘蔗糖ファクトリーでは、作業者全員が地産地消でさとうきび100%にこだわり、品質の高い「よこすか・しろ」製糖を目指しています。

2日間乾燥させ、カチカチになった白下糖を、町内の主婦グループが砕いてブロック状にして、袋詰めをおこないます。これで「よこすか・しろ」が完成です。

約20分かき混ぜたら、トレーに移し2日間の乾燥を行います。この行程を、1日に5回繰り返して行っています。

最後は、職人が上げるタイミングを見極め、釜から陶器の鉢に移します。陶器の鉢に移しゆっくりかき混ぜることで、温度が下がり、空気と白下糖が混ざり合いながら結晶化し茶褐色のお砂糖になっていきます。

第2の釜で、さらに煮つめ水分を飛ばしていきます。その間、職人は、湯気や温度に注意を払いながら浮いてくる灰汁を取り続けます。約2時間ほど煮詰めていくと、飴状の白下糖となります。

搬入されたサトウキビは、すぐに搾り機にかけられ、サトウキビジュースになります。1日6時間〜7時間かけて約2トン搾ります。

よこすかしろ保存会 0537-48-4737

搾ったばかりのサトウキビは、すぐに180Lの大きな釜に移されます。搾り汁は、酸化してしまうので保存がきかないため、その日のうち砂糖にしなくてはいけません。釜に入った搾り汁は、白い生灰汁を柄杓で取り除きながらにつめていきます。